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2012年2月24日 (金)

武道必修

この4月から、中学で武道(剣道、柔道)が必修になるんだそうだ。
とりあえず、喜ばしいと言っておく。

さて、その武道の指導について侃々諤々の議論がありますが、どいつもこいつも的を外した物言いしかしていません。
大体からして、言い出しっぺの文部省が現場丸投げ無責任だからしょうがない。

剣道については防具が必要だから費用が掛かるとか、柔道は事故が多いから問題だとか。

オリンピックの柔道競技や、文化の日に行われる全日本剣道選手権を見れば、どのようなものかはわかります。
しかし、全く経験のない中学生にはどのように指導すればいいのか?

剣道についてですが。

稽古に入る前に道場を掃除する。
正座、礼の仕方を教える。
まず、これだけで一コマいっちゃいますね。

剣の扱い方を学ぶ。
切っ先を床に着けて杖代わりにしないとか、むやみに剣を人に向けないとか。
これで二コマ目。

立ち方、構え方を身に着ける。
ここでやっと三コマ目。

ここら辺から、やっと基本の動作を教え始められるかなってとこでしょう。
礼に始まり、礼に終わるってことすら知らないのがいるでしょうから、もうちょっと先かも。

ここまでで、おや?と思った人がいるかな。
竹刀ではなく、剣と書いてます。
つまり、刃(やいば)を扱う武道がどういうものか、少しずつ理解させていかなければ武道必修を取り入れた本来の目的である精神修養から外れてしまうのです。
その為には、真剣を用いるのが理想ですが、とんでもない話なので木刀を使えばいいと思います。

基本の動作を教えるだけでも相当時間を割かなければいけません。
その上で、形を徹底的に教えればいいと思います。
日本剣道形でググればYoutubeで山ほど出てくるのでご参照ください。

なにも、防具をつけて、竹刀で打ち合うだけが剣道ではありません。
剣道を教えるのに、防具は必須ではないと思います。

形稽古であれば、体力のない生徒でも無理なく参加できるような指導計画が立てられると思います。
その道を志して道場に入門したのならいざ知らず、必修になったというだけで無理やりやらされるという感情を持つ者もいるはずですから、いたずらに実戦を教える必要はありません。

中学校の授業ですから、指定の体操着でやればいいと思います。
無理に道着を揃える必要はありません。
学校が用意するものは、人数分の木刀と、指導者です。

重ねて言いますが、武道必修の本来の目的は何か。
教育関係者やマスコミも、表層だけで議論しているように見えて仕方がないので、久しぶりのブログアップでした。

あ、剣道だけについて書いちゃいましたけど、柔道も同様な考え方でいいと思いますよ。

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