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2012年12月 1日 (土)

友よ

友よ。

お前にとって俺は何だったのか。
俺に無断で三途の川を渡ったのは何故だ。

奴はたばこを吸った。
右手の人差し指と中指はたばこで変色していた。
しかし俺は、「たばこは止めるな。」と言った。
アルコール依存症の逃げ道は、たばこだと思った。

精神病魔は、心に寄生し、精神を蝕み、その宿主をして死に至らしめる。
人はこれを自殺という。
しかし、奴の死を自殺と言うことはできぬ。
まさに、病死である。

たばこが奴を少しでも延命させたと、俺は信じている。
しかし、奴は逝った。 宿命か。

33年、長いようで短いような付き合いだった。
奴が逝ったのは去年8月。
やっと弔辞を言える気になった。
いずれ俺も三途の川を渡る。
今度会うときは、気兼ねせずに杯を干そう。
待ってろ。

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